心は売っても、魂は売らない
5年前の山下達郎さんのインタビューの引用。
「心は売っても、魂は売らない」それが、この商売の根幹なの。
すべての芸能、すべてのコマーシャリズムというのは、心のどこかのパートを売らなければならない。
問題はその中でいかに音楽をつくる上でのパッションや真実をキープできるか。ただの奴隷(スレーブ)ではなくて。
モノを作るというのは、常にそういう問いかけがある。
これ仕事中によく頭に浮かびます。
山下さんがタイアップの音楽をすごくやってることについての
サンボ山口君の質問なんですけど、ものすごく明快ですよね。
今のサンボはタイアップを
うまくプロモーションに結びつけてるように思います。
商売しているというより、どんどんイメージっていうか
プレゼンスがあがっているように思う、
ライブのお客さんの層も変わってきてますよね。
Web屋でも、いかにも苦々しく「魂を売る」という
表現を使う人がいますが、
その度に「魂って何?」と聞きたくなるんだよなぁ。
われわれ一人一人が商売しているんでしょう?と
例えば、これがデザイナーとかだと、たいていは
まっすぐな線が書けない人だったりしますね。